家と映画の金曜日

金曜日の夜、家でくつろいで観たい映画と作品に合うお酒や食べ物を好き勝手に紹介します。

『オンネリとアンネリのおうち』~フィンランド発、キュートな世界~

『オンネリとアンネリのおうち』(フィンランド)

オンネリとアンネリのおうち [ アーヴァ・メリカント ]

 

 

   

 

 どうも、キンヨーです。今回は癒しが欲しい人におすすめの映画をご紹介します。北欧の児童文学原作の映画で、可愛いふたりの女の子たちの物語です。

 

【あらすじ】

 ある日、オンネリとアンネリはバラ通りの素敵な青い家の前で「正直者にあげます」と書かれた大金の入った封筒を拾います。二人はちょうど青い家を売ろうとしていたバラの木婦人から家を買い取り、暮らし始めます。忙しい両親にかまってもらえない二人は、両親から独立して青い家での生活を満喫します。

しかし、ある夜お隣さんの家から金の卵を産むニワトリが盗まれる事件が起きてしまいます…。

 絵が得意なお巡りさんや、豚の貯金箱を売る偏屈なお隣さん、魔法の植物を育てる不思議な姉妹、そして、バニラアイスしか売っていないアイスクリーム屋さん。いろんな大人たちと関わりながら、キュートなふたりが事件を解決していきます。

 

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やさしい世界……! 児童文学が原作なだけあって、登場人物は基本的にみんな良い人たちばかりでとても平和です。不思議の国のアリスを思わせるような要素もちらほらあって独特な世界観もあったり。

こんな魔法があればいいな、こんな不思議なものがあったら楽しいだろうな、なんてイメージして遊んだ子どもの頃を思い出してほっこりした懐かしい気分になります。

 

 また、視覚が楽しい映画でもあります。バラの木夫人が譲ってくれたおうちのセンスもとても素敵です。バラに囲まれた北欧の美しいガーデンは勿論、青いおうちの中はキュートで色鮮やか。オンネリとアンネリの服も、単に子供用の可愛い服ではなく、レースをあしらっていたり、小花柄のお揃いのワンピースだったり、リボンのついたドレスだったり。おませな二人にぴったりのおしゃれさ。子どもだけでなく、可愛いものが好きな大人もわくわくしてしまいます。

 フィンランドの美しい自然と、元気で可愛いふたりの女の子に癒されること間違いなしです。

 

【映画のおとも】

 作中に登場するいろんなおいしそうなスイーツ。スポンジを焼いてケーキを作るのもいいですが、お手軽さを優先したいキンヨーのおすすめはニュージーランド産バニラアイスクリームです。

 あっさりとしたバランスの良い甘さのアイスクリームで、業務用の2L。そのままでも勿論おいしいですが、これをガラスの器によそって、ブルーベリーやラズベリー、ナッツをちりばめるだけでぐっと映画の雰囲気に近づきます。お好みでハチミツをかけてもいいし、ブランデーをかけて大人の味にするのもおすすめ。トッピングが楽しめるのであっという間になくなってしまいます。なにより、ほどよい暑さの5月~6月はクラフトアイスのおいしさが引き立つ時期です。

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感想(31件)

 

童心に帰っていろんなトッピングを楽しむのもいい気分転換になりそうです。